展示品を引き立てる展示台づくり ~企画展向け展示什器の製作~
今回は、とある企画展で使用する展示什器(展示台)の製作事例をご紹介。
展示台と一口に言っても、展示物をただ載せることができればいいということでもなく・・・展示物をより見やすくしたり、魅力的に見せたりするための大切な役割があります。
ご依頼いただいたのは、平台や斜台といった展示台の製作です。
ご依頼の内容
お客様からは、「企画展で使用する展示什器を製作したい。添付資料のような展示台の製作はできますか?」という旨のお問い合わせをいただきました。
すでにサイズ感や仕上げのイメージはある程度決まっていたため、いただいた資料をもとに製作の検討を進めていきます。
製作
まずはお客様のご要望をもとに、暫定の構造図を作成。
展示台はシンプルな形状に見えても、展示物の重量に耐えられるか・・展示物が見やすい角度になっているか・・運搬や設置はしやすいか・・・など、意外と考えることがたくさんあります。
特に斜台は角度ひとつで見え方が変わるため、細かな調整を行いながら仕様を決定していきました。
仕様は?
今回のご依頼では、「ミュージアムクロス仕上げ リリカラ LMT-15127 または後継品」というご指定がありました。最終的には後継品である「リリカラ LMT-16127」を採用しています。
博物館や美術館の展示ケースや展示台でよく使われる仕上げ材です。
落ち着いた質感で光の反射を抑えられるのが特徴。
展示物を目立たせたいのに、展示台ばかり目に入ってしまっては本末転倒ですからね。そのため、展示業界ではこうした控えめな質感の素材が好まれています。
納品
今回は数種類の展示台を製作しました。
納品後、ちょうど企画展が開催されていたため、実際に使用されている様子を見せていただくことができました。展示物も設置された状態で撮影させていただき、掲載して大丈夫とのことでしたので、ご紹介します。

製作中は単体でしか見ていなかった展示台ですが、実際に展示物が載ると雰囲気が大きく変わりますね。
こうして完成した展示空間を見ると、「展示物をより良く見せるための什器づくり」に携われたことを嬉しく感じます。
当社では、博物館・資料館・美術館向けの展示台、企業展示やイベント向けの展示什器もオーダーメイドで製作しています。
もちろん展示台以外の什器の「図面はないけど相談したい」「まずは概算の見積りがほしい」といったご相談も大歓迎です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。