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内照照明を使って、日本酒を惹きたてる。日本酒陳列什器を製作しました。

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2021.11.30

寒くなってきましたね。

寒くなってきたら、飲みたくなるもの。

 

そう。日本酒。熱燗。

とは、まだならないお年頃です。

 

アニメ、サザエさんで家で「おーい、サザエもう一本」

と赤ら顔で、徳利をフリフリ、台所にやってくる波平さんやマスオさんの光景がわかりません。

 

あっ、でも冷酒は嗜みます。

 

今日ご紹介するのは、百貨店に納品した、日本酒の陳列什器です。

和のイメージを什器でも表現するために、ヒノキや杉、ナラ柄のメラミン化粧板のサンプルをご用意して選んでもらいました。

メラミン化粧板のラインナップは幅が広いので、和風の木ももちろんあります。

今回はスギの薄い色目の物で製作となりました。

 

陳列側は、ひな壇式になっています。

調整を重ねてお酒を手に取りやすいように、また陳列がしやすいようにこだわった部分です。

 

 

お酒や化粧水など、液体と光の相性は抜群。

当初のご相談時から、お酒を照らしたいというご要望がありました。

上から照らしたり、背面から照らしたりと色々方法があるのですが、今回は下から照らす方向に。

 

理由は、下から光を当てるほうが、まんべんなく光らせることが出来ること。

足元の段なので、上から照らしてもあまり効果がないこと。

そういった理由で、下から照らす形でご提案しました。

 

 

瓶の色が薄いと、より照明の光が映えます。

 

ガラスの天板に照明器具が見えないにすりガラス調のフィルムを貼っています。

すりガラス調になっているので、光を拡散してれる役割もあります。

また、ガラス同士がぶつかって万が一割れたときの飛散防止の役割も兼ねています。

 

照明にはもちろんLEDを採用。

什器内に設置する照明のスタンダードは、LED照明になってきました。

長寿命で、つけている時間が長いから交換の頻度が少ないのはもちろんのこと、

LED照明は、蛍光灯や白熱灯と違って紫外線を出しません。

意外かもしれませんが、蛍光灯や白熱灯からも紫外線は出ています。

もちろん、太陽光のようにたくさん出ているわけではないのですが。

少なからず、出ているので、長時間照明の光が当たっていると、展示物を劣化させてしまう恐れはあります。

 

そのため、LED照明は什器や家具の製作の時に欠かせないアイテムなのです。

 

 

 

 

お客様がいる間に店舗の照明が消えることはまずないのですが、照明の具合をチェックするために電気を消灯。

けっこう明るいです。

 

 

 

スタッフ側の方は、どうなっているかというと、こんな感じです。

ひな壇になっている部分は、お客様側でほとんどスペースを取っているので壁のようになっています。

下側は、半分は内照照明の入っている陳列棚として。

もう半分は、ストックスペースとして使用できるようになっています。

通路が狭いので、開き扉や引出にするのは難しいので、引違扉を採用しています。

 

 

 

 

エンド什器には、プロモーション用の出力シートを貼るとのことでした。

そのため、貼りやすいように白ポリで仕上げておきました。

冷蔵ショーケースもクライアント様が用意されたものだったのですが、ここも什器と同じ木目調にされたいと。

既存の物にメラミン化粧板やポリ合板を貼ることはさすがに出来ませんが・・・

実は、アイカ工業ではオルティノという化粧フィルム、いわゆるシートが用意されています。

すべての柄が連動しているわけではないのですが、メラミン・ポリ・オルティノで同じ柄が用意できる品番もあります。

今回は、事前にご相談頂いていたので、和調の木目でも、シートがある品番で選定してご提案していました。

 

 

 

 

エンド什器は、陳列というよりもメーカー様の紹介コーナーや、季節の商品をプロモーションするスペースとして活用するそうです。

後日、商品を陳列した写真を送って頂きました。

 

 

 

足元の目立ちにくい棚も、照明のおかげで自然と目に留まりますね。

 


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