円柱型のアクリルを使ったディスプレイショーケース
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2022.05.09
600Φと大きなアクリルの円柱のパイプを使用したディスプレイショーケースを製作しました。
メラミン製の木工土台にはめ込みます。
円柱パイプがズレないように、木工土台の天板部分には一回り小さい天板がのっています。
溝を付いて、その溝にはめ込む方法もあるのですが、溝の中が素地のままになってしまいます。
アクリル越しに見えてくる部分なので、見た目重視でこの方法を取りました。
あと、実はもう一つ理由があって、円柱のアクリルパイプが正円ではなく、若干ですが歪んでしまうのです。
製造の過程やカットの過程でほんとうに僅かなのですが。
なので、溝に嵌めるようにするには、大きめのクリアランスが必要になってしまうので辞めました。
納期がない中の製作だったのですが、円柱のアクリルが到着してから型取りをして木工の土台は製作しました。
アクリルの円柱パイプは、様々なサイズが定尺であります。
今回のΦ600も長さ約1000㎜、板厚5mmの物をチョイス。
これをアクリルの材料を扱っている問屋さんからカットして仕入れました。
蓋の部分は型を取って、アクリル板をカットして接着しています。
円柱パイプを特注で作ろうと思うと、まずは木型から製作しないといけなくなるのでびっくりするぐらい高額になります。
なので、既製品を使うのが一番です。
それでも、これだけ大きい円柱のアクリルパイプはそこそこのお値段がしますが・・・
オフィスのエントランスに飾られるそうです。
円柱のショーケースはなかなか珍しいですね!!
どんなものが飾られるのでしょうか。