店舗什器選びで失敗しないために。製作会社が見る「5つのチェックポイント」
目次
店舗づくりを始めると、まずは内装やロゴ、照明などに目が向きがちです。
一方で、後回しになりがちなのが「什器選び」です。
「棚だから、あとで考えればいい。」
そんなふうに思っていたものが、実はオープン後の使いやすさや売上を左右することも少なくありません。
私たちは店舗什器を特注で製作していますが、お問い合わせいただくお客様の中には、
「既製品を買ったけどサイズが合わなかった。」
「商品を並べたら通路が狭くなってしまった。」
「搬入できずに現場で困った。」
というご相談も少なくありません。
什器は「置ければいい」というものではなく、お店全体の使いやすさまで考えて選ぶことが大切です。
今回は、店舗づくりで後悔しないために確認しておきたい5つのポイントをご紹介します!
① サイズは「置けるか」ではなく「使えるか」で考える
什器選びで最も多い失敗は、サイズです。
店舗の図面に収まるから問題ない。
そう考えて購入した結果、実際には圧迫感が出たり、商品が見づらくなったりするケースがあります。
例えば壁いっぱいに棚を設置すると、一見スペースを有効活用できそうですが、お客様から見ると窮屈な印象になることもありますよね。
逆に、少し余白を残すだけで店舗全体が広く感じられることもあります。
寸法だけではなく、「その空間でどう見えるか」という視点も大切です。
② お客様の動線をイメージする
店舗は、お客様が歩きながら商品を見て回る場所です。
そのため、通路幅や視線の流れは想像以上に重要になります。
什器を増やせば商品はたくさん並べられます。
しかし、その結果として通路が狭くなれば、お客様は無意識のうちに居心地の悪さを感じてしまうかもしれません。
「商品を増やす」ことと「見やすくする」ことは、必ずしも同じではありません。
売場は、歩きやすさまで含めて設計することで、商品の魅力がより伝わります。
③ 耐荷重は意外と見落とされる
見た目が気に入って購入したものの、商品を並べたら棚がたわんでしまった。
これは決して珍しい話ではありません。
特に陶器や食品、書籍など重量のある商品を扱う店舗では、耐荷重を考慮した設計が欠かせません。
見た目だけでは判断できない部分だからこそ、使用する商品や陳列方法まで考えた什器選びが重要になります。
長く安心して使うためにも、デザインだけでなく構造にも目を向けたいポイントです。
④ 搬入口を確認していますか?
意外と多いのが、「完成した什器が店舗に入らない」というケースです。
設置場所の寸法は測っていても、
・入口の幅
・エレベーターのサイズ
・階段の形状
・搬入経路
まで確認していなかったということがあります。
特注什器では、搬入経路を考慮して分割製作することも珍しくありません。
完成後では対応が難しいため、事前確認がとても重要です。
⑤ 将来のレイアウト変更も考えておく
店舗は完成したら終わりではありません。
季節ごとのイベント、新商品の発売、売場変更など、レイアウトを変える機会は意外と多くあります。
そのとき、固定式の什器では思うように変更できないことがあります。
キャスターを付ける、分割できる構造にする、増設しやすい設計にする・・・
こうした工夫があるだけで、店舗運営はぐっと柔軟になります。
「今」だけでなく、「これから」を見据えて什器を考えることも大切です。
店舗づくりに最適な什器を選ぶために
特注什器と既製品、どちらが正解ということはありません。
大切なのは、店舗の目的やブランドに合った選択をすることですからね。
什器は、単に商品を陳列するための設備ではなく、
お客様にブランドの魅力を伝え、店舗の価値を高める大切な役割を担っています。
わたしたちは、お客様の業種やコンセプト・ご予算などに合わせて、最適な什器をご提案します。
店舗づくりをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。