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木工とスチールを組み合わせたパーテーション

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2021.09.17

特注什器ドットコムでは、木工とスチールをメインに什器を製作しています。

木工だけ、スチールだけの素材を使って製作するケースもあれば、それらを組み合わせて製作するケースもあります。

 

今回ご紹介するのは、木工(メラミン化粧板)とスチールの角パイプを組み合わて製作したパーテーションです。

 

パーテーションは、正直にいうと既製品のほうが断然安いです。

規格化されており、パーツなどの組み合わせ、カラーバリエーションも豊富です。

ただ、サイズや色合いなどが欲しい物と合わないので、別注で作れないかのご相談があります。

 

今回のご相談も、既製品では欲しいサイズがなく、見た目も欲しいイメージと異なるということで、別注でのお見積りのご依頼を頂きました。

 

 

色は、白。

角パイプのフレームを使用したのは、脚の取り付けや強度の問題からです。

特に、ご要望の中の優先順位だったのが、極力脚が邪魔にならないこと。

そして、フレキシブルにつかえることでした。

 

ポップアップショップで使用するとのことで、レイアウトの変更などにも対応させたいとご相談を受けました。

 

パーテーションは、単体で自立させないといけないので、意外と脚の形状の問題が出てきます。

場合によっては、キャスターを取り付けて移動させたいというご要望もありますが、今回はその必要はなし。

そのかわり、壁際にぴったりと寄せるように取り付けたいというご要望がありました。

 

 

また、使わないときに脚が取り外せて保管ができたらベストというお願いも。

 

その結果、考え出したのがこちら。

 

 

ただのスチール板ですが、穴をセンターと端に、各2コづつあけています。

 

これを、本体の裏にネジ止めします。

 

 

各パイプには、ネジがしっかりと締まるようにネジ山が切ってあります。

 

 

 

ネジ止めなので、取り外しも可能です。

 

今回、木工だけで本体を製作しなかった理由はここにあります。

木工は、ネジ止めで取り外しを行うのは不向きです。

もちろん、鬼目ナットを埋め込んでネジ止めできるようにすることは可能です。

そうして取り付けるケースもたくさんあります。

 

ただ、今回のお話では、頻繁にレイアウト変更や撤去が発生しそうだということ。

いくら鬼目ナットを仕込んでいたとしても、頻繁な取り外しをすると強度が不安です。

 

またひっくり返したりすると角や小口が傷んでしまう可能性もあります。

そういった点から、周りをスチールフレームでぐるりと囲うことになりました。

 

梱包して発送したのですが、梱包がなかなか大変でした。

組立説明書も作成してみました。

 

 

IKEAの家具よりは、分かりやすいはず・・・(笑)


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